キャッシングの審査におけるブラックリストとは

よく消費者金融会社を扱ったドラマや刑事ドラマ等でも耳にするのがブラックリスト。ブラックリストとは、現金の借入をした後の返済が始終滞っている人や、自己破産等の事故を起こした人など、返済にあたってのトラブルを起こした人の名前が載っているリストのこと…と思われがちですが、サスペンスドラマのように本当にそういう名前のリストが存在している訳ではありません。
ブラックリストというのは、その人の個人情報そのもののことですので、実際にそのような帳簿やデータがあるわけではないのです。一般社団法人の全国銀行協会の「全国銀行個人情報センター」を始め、クレジット会社、消費者金融等業態によって加盟している信用情報機関は4機関あります。これらの機関では、個々の信用情報をデータベースで管理、登録し各金融業者にそのデータを提供しています。
このデータには支払いが何日くらい滞っているか、どれくらい繰り返されているか等の事実だけが、個人的な判断等は関係なく登録されています。その登録情報を元にして、消費者金融会社やクレジット会社等はその人に融資をしてもいいものかどうかを判断します。
また、この個人信用情報は自分でも確認することができます。全国のほとんどのクレジット会社が加盟し、機関の中では最もデータ保有数が多いCICでは、主要都市に相談コーナーを設けています。運転免許証等の顔が確認できる物と印鑑を持参すればその場で自分の信用情報を確認することができますし、郵送でも受け付けて貰えます。
信用情報開示申込書をインターネットからダウンロードし、プリントアウトし、氏名・性別・現住所・勤務先・電話番号等の必要事項の他、過去にクレジットカードを利用していた時の住所等も記入します。そして身分証明書のコピーや定額小為替(900円で郵便局で購入できます)を付けて郵送します。その後、CICから確認の電話がきて本人在籍確認が取れると「配達記録郵便」として自宅に書類が届きます。
信用報告開示報告書としてクレジットやキャッシングの利用額の内容や残債金額、入金情報、完済情報等が記載されているので、もし過去に返済を滞ってしまったという経験が何度かあり、新しくキャッシングを申請するのに不安があるという人は自分自身で個人信用情報を確認することをお勧めします。
審査の際には以上のような延滞や倒産などの過去が大きく影響するのですが、その他にも、申し込み書に記入漏れや間違い、誤字脱字が多い等雑な書き方をする場合も審査が通らない原因になることもあります。また年収・勤務年数・居住年数は大きな要素なのですが、このどれか一つのスコアが基準以下でも審査が通らない事も多いようです。